そこからはお察しいただけるかもしれないが…
持ち前のコミュ障のおかげさまで、バンド内では浮きまくる
誘ってくれた子も、なんでこいつに頼んじゃったんだろうって思ってるのが伝わってくる
クラス違ったから、私がここまで根暗だとは知らなかったのだろう
しかし頼んじゃったし、時間もないし、他を探すわけにもいかなかったのだろう
一番の地獄は本番、MCの時間
何を喋ればいいのかわからず、結果だんまり
考えたら、練習中のコミュニケーションが全くなかったから、MCどうしようって話し合いなんかなかったんだよね
メンバーはチューニングなんかもあって、私が喋るしかないというのに
客席から聞こえるヒソヒソ声…
みんな演奏うまいのにイマイチ盛り上がらなくて、本当に申し訳なかった
あの日を思い出すと、今も震えが止まらない…