138: 名無しさん@HOME 2005/06/29(水) 01:29:58
ちょうど二十うん年前の今頃、私が遭遇した最大の修羅場がありました。

うちは母子家庭で、母は留守がち、かぎっこの私は留守番慣れしていました。
その日も夜10時すぎくらいまでひとりでいて、そろそろお風呂にしようかなー
と思っていたところ、ばたばたっと外廊下を走る音、ドアノブに鍵を差し込む音
がしたかと思うと母が帰宅し、あわてるように鍵をかけてドアチェーンをおろしま
した。そして、家じゅうの窓の鍵を閉めて電気を消すように私に言ったと思うと、
ドアをものすごい勢いで叩く音がしました。
ドアを叩くのは、当時母がつきあっていた男性でした。「あけろー、いるのは
わかってるんだ、顔を見せろー」
と、懇願→怒声→泣き声→怒声と無限ループ。
その間に、私はひざがガクガクしながらも窓を閉めてまわろうとしたところ、奴
が窓に手をかけて「あけろー!入れろ!」と、シャイニングのジャケット写真そ
のもののかんじで半笑いで言うんです。

(参考画像)
shining

ちなみに当時、うちは11階にあって、奴が外から手をかけてきた窓というのは
外からすればスパイダーマン状態。

139: 138 2005/06/29(水) 01:34:27
そうして窓に手をかけている奴を相手に私は声もでず、ただがむしゃらに窓を閉めようと
するだけ。すると、いつのまにか母が包丁もってやってきて、奴が窓にかけている手指め
がけて包丁をふるうんです。さすがに、私がとめました。

その瞬間、ビルの住人が呼んだと思われる警察がわらわらやってきて、かべづたいに
スパイダーマンしている奴への説得が始まり、まるで自殺を思いとどまらせているような
現場でした。

その日のその後のことは覚えていないのですが、およそ1週間後、われわれ親子はそこ
に住みにくくなって引越ししました。でも、母が犯罪者にならなくてよかったです。ただ、母
はこれを教訓とせず、その後も恋愛遍歴を重ねていったのではありますが。おかげで私
は男性を見る目が厳しくなりました。

140: 名無しさん@HOME 2005/06/29(水) 08:57:09
>>138
ナイス反面教師w
強く生きろ!

141: 138 2005/06/29(水) 11:02:06
>>140
レスありがとうございます。おかげさまで優しい旦那と普通につつましく生活できていて、なんだかとっても平和です。このままマターリ年がとれますように

今までにあった最大の修羅場
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/live/1107015654/