224: 名無しさん@おーぷん 2014/05/05(月)18:54:57 ID:RDMfh7rnJ
別に怖かないが、田舎の姉ちゃんの話
父方の郷里が島根でガキの頃は毎夏冬に通ってた
平屋だけどとにかく広い家で一日中探検するのに全部は回りきれてない感覚があった(錯覚なんだろうけど)
ある日、本当に見覚えのない長い廊下に出て、進んでいくと木製の格子に囲まれた部屋に辿り着いた
今ならあれが座敷牢と呼ばれるものだと分かるが、当時ガキだった俺には分からず恐れもせずに近寄って行った
そこで出会ったのが「田舎の姉ちゃん」
とても綺麗な人で、花魁みたいな大袈裟な和服を着てた
俺は「わや」と呼ばれて、色んな面白い話を聞かせてもらい、すぐに懐いた
山に川に原っぱに変な遺跡群に、とガキの興味をひくものは山ほどあったのに
家から出なくなった俺を怪しんだ親父に何かあったのか聞かれたが、何となく黙ってた
父方の郷里が島根でガキの頃は毎夏冬に通ってた
平屋だけどとにかく広い家で一日中探検するのに全部は回りきれてない感覚があった(錯覚なんだろうけど)
ある日、本当に見覚えのない長い廊下に出て、進んでいくと木製の格子に囲まれた部屋に辿り着いた
今ならあれが座敷牢と呼ばれるものだと分かるが、当時ガキだった俺には分からず恐れもせずに近寄って行った
そこで出会ったのが「田舎の姉ちゃん」
とても綺麗な人で、花魁みたいな大袈裟な和服を着てた
俺は「わや」と呼ばれて、色んな面白い話を聞かせてもらい、すぐに懐いた
山に川に原っぱに変な遺跡群に、とガキの興味をひくものは山ほどあったのに
家から出なくなった俺を怪しんだ親父に何かあったのか聞かれたが、何となく黙ってた
・実際に産んだ母も知らない妹の『出生の秘密』。私が墓場まで持っていきます。
・美容師「今回は特別にOKにしますww」→私『は?そんな態度ならもういいです。他行くんで』→店を出ようとしたら…。
・【ワロタw】朝なかなか起きない息子(中学生以上)を一発で起こす方法www
・葬式中に棺桶をぶっ壊してしまいました。親族・葬儀屋が大慌ての中、隅っこで土下座する私...orz
・風で倒れてた原チャを起こしてあげたら、持ち主「あんたが倒したの見た!割れたミラーを弁償しろ!」→警察を呼ばれて・・・
・サイコパス『俺途中でトイレ行って中々戻って来なかったじゃん?何してたと思う?』→嫌な予感がした。
・【狂気】友人「親の同意があれば幼稚園児でも全身整形できるの?」私『は!?何で…?』→友人はこう語った・・・
・病気のせいでハイになっていた新郎が、押しに押しまくってプロポーズしたらしく、式後に離婚が決定・・・
225: 名無しさん@おーぷん 2014/05/05(月)19:14:00 ID:RDMfh7rnJ
何年かして、いつの間にやら田舎に行くのが億劫になってきて行かなくなって
その頃、田舎の家に住んでた曾祖父さんがうちに移り住んできて
そこそこ遠方に豪華な屋敷を持ってたはずの祖父さんもやってきて
我が家は随分狭くなってしまい、そのことに不満を覚えた俺は親父に何があったのか聞いた
なんでも祖父さんがやってた事業が乗っ取りを受けたらしく全部を失う前にと這う這うの体で逃げてきたんだとか
不運は続くもんで、曾祖父さんの家も季節外れの大雨と川の決壊で床上浸水して壊滅的被害を受けたそうな
で、ふとあの「田舎の姉ちゃん」のことを思い出して、あの人はどうなったのか、と聞いたら
親父「そんな、アレがいまさら!?」
祖父「アレに会えたのか? まさか、出したんじゃないだろうな!?」
曾祖父「いや、さすがにないだろう。呼ばれもしてないのに」
と侃々諤々の話し合いを始めた
出すも何も、あの格子には扉も鍵もなかったと言い訳してた
と同時に、やはりあの人は閉じ込められてたんか、と気づいた
座敷わらし的なものだったんかな?
曾祖父はその後100歳過ぎまで生きて大往生したし、祖父は至って健康にまだ生きてる
幸運の振り返しなんてものはないようだが、親戚たちの話によると、結構あったはずの資産が底を尽いてたらしい
「呼ばれ」てないってのは俺が田舎に行きたがらなくなったってことなんかな
その頃、田舎の家に住んでた曾祖父さんがうちに移り住んできて
そこそこ遠方に豪華な屋敷を持ってたはずの祖父さんもやってきて
我が家は随分狭くなってしまい、そのことに不満を覚えた俺は親父に何があったのか聞いた
なんでも祖父さんがやってた事業が乗っ取りを受けたらしく全部を失う前にと這う這うの体で逃げてきたんだとか
不運は続くもんで、曾祖父さんの家も季節外れの大雨と川の決壊で床上浸水して壊滅的被害を受けたそうな
で、ふとあの「田舎の姉ちゃん」のことを思い出して、あの人はどうなったのか、と聞いたら
親父「そんな、アレがいまさら!?」
祖父「アレに会えたのか? まさか、出したんじゃないだろうな!?」
曾祖父「いや、さすがにないだろう。呼ばれもしてないのに」
と侃々諤々の話し合いを始めた
出すも何も、あの格子には扉も鍵もなかったと言い訳してた
と同時に、やはりあの人は閉じ込められてたんか、と気づいた
座敷わらし的なものだったんかな?
曾祖父はその後100歳過ぎまで生きて大往生したし、祖父は至って健康にまだ生きてる
幸運の振り返しなんてものはないようだが、親戚たちの話によると、結構あったはずの資産が底を尽いてたらしい
「呼ばれ」てないってのは俺が田舎に行きたがらなくなったってことなんかな
226: 名無しさん@おーぷん 2014/05/05(月)19:20:40 ID:RDMfh7rnJ
思い出しついでに「わや」を調べてみたんだが、碌でもない意味なんだが…
島根の方言でもないし…やっぱ、「閉じ込めやがったクソ野郎のクソ末裔」ってことなんかな
凄く可愛がられた覚えがあるんだが、懐かせて~と何か企みがあったんか
島根の方言でもないし…やっぱ、「閉じ込めやがったクソ野郎のクソ末裔」ってことなんかな
凄く可愛がられた覚えがあるんだが、懐かせて~と何か企みがあったんか
235: 名無しさん@おーぷん 2014/05/13(火)12:46:25 ID:ntgF3aDNc
>>226
会話の様子がわからんからなんともいえんけど、
「わ」で童子の意味、「や」は呼びかけじゃないかな?
会話の様子がわからんからなんともいえんけど、
「わ」で童子の意味、「や」は呼びかけじゃないかな?
【オカルト】不思議体験したことあるやつwwwwwwwww
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1340203146/
※アクセスの多い人気記事http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1340203146/
・偶然嫁のPCの日記を見つけてプロフィールを読んだら、その内容にゾッとした…。
・半狂乱のAママが『お前の毒のせいで両親が死んだ!お前もタヒね!』と警察引き連れてうちに凸ってきた!
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・名前のせいで友達から「トンカツ君」とあだ名をつけられ、息子が落ち込んでいます…。
・命名『愛薫明』→こういう子になって欲しい!を詰め込んだんだけど、後悔しています…。
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・後輩女に『結婚前までは好きだった』と告白されたので、嫁と離婚してアタックしたいと考えています。
・園長「退園の手続きをして貰います!」→え!?父母会で園に貢献してるのに?たった一回の盗みで?と頭が混乱した。
・息子(6)の鞄を持ってる父子を発見!私「それは息子の鞄です」男「は?うちの子のだよ」ガキ「俺のだよ!ババアうぜーよ!」
コメント
コメント一覧
以外に使用する地方が多い方言だが、この場合は「童や」なんだろうな
因みに座敷牢って一族内の精神疾患者の隔離場所だったり
強いて言えば、人のことを悪く言う時に「この悪天候」とか「欠陥住宅め」とは言わないのと同じ感覚
普通に可愛がられてたんじゃないかな
報告者が嫌な子供だったら、もっと微塵も残らないくらいな不幸を与えたんだろうね
破産、一家離散、不審火…など
それとも大きな不幸から命だけなんとか助けてくれたか
もうちょい頑張って
もっと頑張れ
もっと詳しく教えてよ
悪気なさそうだし座敷わらしだったと信じたい・・・
「滅茶苦茶」と「ガキんちょよ」って感じ。
小泉八雲に捧ぐ。
座敷わらしで有名だった旅館も火事で全焼したし
お前さん的なもの
何かお約束を入れないといけないルールでもあるの?
キチンと仕上げてから
upしてください。
漫画とか小説、映画なんかで。
ですね
食べ物がわやになったとかって今でも普通に使うし
逃げられたから衰退するものだと聞いた。
座敷童が居付いているとか別段言われてないけど繁栄してる家から
ある日見慣れぬ子供が出てきたのを誰かが目撃した。
その直後から繁栄してた家が傾き始める。
さてはあの時の見知らぬ子供は座敷童だったか…という具合。
たぶん、そのお姉さん自身のエネルギー的なものが尽きかけてたんじゃないかね。
報告者の事は可愛かったんだと思うよ。だから、命は残してくれたんじゃないかな。
わー、にはお前みたいな意味あるから、わーや(お前さんや)とか、わー(童)や、みたいな意味だと思う
平屋の家で長い廊下あって普通に座敷牢まで入れるんなら見る機会もあるだろうに『まさかあれを見たのか?!』じゃねーよw
田舎叩きの記事かと思ったわ
と、乗ってあげよう
他の人が書いてる通りめちゃくちゃとかそういう意味だけど‥
多分そっちのわやじゃなくて、古語の方。
わや=貴方さま。あなた。親愛を込めた呼び方。
子供に対する親愛を込めた呼びかけ方
「わ」が接頭語で、親愛を込める場合につける
「や」が接尾語で、親愛を込める場合に付ける
「和子」が、両家の男子(幼児)に対する敬称。
「和子や」親しい者がよびかける時は接尾語を付けてた。
童話みたいな話だな。
こんなところでパタリロネタがw
爺さんたちが財産なくしても無事だったんだから、もう出て行く時期だったし最後まで守ってくれたんだと思うなあ。
前に座敷わらしの出る宿が、火事になったけど宿泊客も居るのに誰一人怪我しなくてちゃんと再建出来たの思い出した。
かわいがってくれたんだから、悪意は無いんじゃないのかな。
結界的なものが張ってあって特定の人間しか見えないところなのに
子供だったから見れたんじゃないかな。報告者が大人になって見えなくなった
そういうそういう風に思うと良いんじゃないかな
この場合は普通に呼び掛けじゃないかな?
山間部で浸水するほどの水害となると西部?
ともあれ島根で座敷童ねぇ…(聞いたことないな)
わやくそ
ってのがある。めちゃくちゃって意味。
タヒね的な意味で使う事あり。
島根出身者より。
一人称だから違うと思うけど。
こんな黴のはえた作り話をようするもんだw
大昔からの言い伝えじゃ座敷わらしがいるときの商屋は良いことが連続するが、出て行くと潰れるのは普通らしい
だから閉じ込めるんだと
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