今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 193度目
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464: おさかなくわえた名無しさん 
突然「世界」と「自分」を理解するスイッチが入ったこと

子供の頃、私は今で言う発達のかなり黒に近いグレーゾーンだった(と思う)
当時は発達障害って概念はなくて、明らかなあうあう系の言葉が通じないレベルじゃないと支援学級なんて発想すらない
なので当たり前に普通学級にいたけど、たぶん誰が見ても私はまともじゃない、だいぶおかしかったはず

小学3年生の授業中、突然パチッとスイッチが切り替わった
今でも鮮明に覚えてる
「あれ?私はなんでここにいるんだろう?」っていういきなり自我が目覚める感じで気が付いた
私は○○って名前で、ここは学校で、今は授業中なのか
授業?ああ、この教科書を開いて、えーと、ノートも開いてここに黒板の文字を書けばいいのかな?
あ、先生って人の話も聞かないといけないのか、結構大変だな……みたいな
もちろんそれまでも名前とか学校とか先生とかはわかってたはずだけど、前述の通り曖昧というか
授業中も教科書も開かず何も耳に入れず席でただぼーっと座ってたんだよね。休み時間も一人でぼーっとしてた
世界を認識できてなかった。なんかそこにある、くらい
なんでと今言われてもわからない
ノートもその日のその瞬間からしか書かれてなかった
あの瞬間から「私」の人生を始めたとしか言えない

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465: おさかなくわえた名無しさん 
そして逆に「授業とは先生の話を聞いて黒板の文字を書かなければいけない」と理解したので
小学3年生の内容にはすぐに追いついて、いきなりテストが0~20点から90~100点の優等生に
そこからは成績上位のまま友達(会話して仲良くするもの、と認識した)も作って
そのまま進学就職してなんとなーく普通の人にうまく紛れて生きてきてる
昔の話だし子供だし、当時からの知り合いも「○○さんて昔はわりとぼんやりした子だったよね」くらいで
今は「口から生まれた」「押しの強さは外人並み」とか言われる程度にハキハキチャキチャキ系を維持してる
でも自分の中ではやっぱり自分は根本的におかしいともわかってて
実際彼氏は何人かできたけど「恋愛」は理解できず長続きしないまま独身
たぶん私は結婚と育児には向いてない、してはいけないタイプだと思ってる

それにしても今でもあの日あの瞬間のスイッチがなんだったのかはわからない
「あ、これが私以外の世界で私は私なんだな」っていうあれがなかったら高校も行けずだいぶ悲惨な底辺人生を送ってただろうな
運良くスイッチが入っただけ、とも言えるよね
466: おさかなくわえた名無しさん
>>465
なんか同じような事を書いてる漫画家がいた。
子供の頃は自分は水風船の中みたいな感じで外の世界とは隔たれてる感覚で
世界はぼんやりしててよく見えない、人の話は聞こえるけど何言ってるかわからないって感じでボケーっとしてたけど、
ある日ジブリのアニメを見たらその水風船がパーンて割れたみたいな感じになって途端に世界が鮮やかになった。それからは普通の人間になった。
ってな感じがあったらしい。
467: おさかなくわえた名無しさん
>>465
村田沙耶香が書く小説の主人公みたい
468: おさかなくわえた名無しさん
>>464
その日学校から帰って様子が変わったのに親御さん驚いたんじゃない?
484: おさかなくわえた名無しさん
移動したからたぶんID変わってると思うけど>>464です
そうか、世の中には似たような人がいるんですね…

3人兄妹の真ん中だったので元々あまり構われてなくて、たぶん親は気付いてなかったと思う
親から見たら「ぼんやりしたトロい子だったけど、育ったらしっかりしてきた」くらいかなと
あと自分の中では大きな変化だったけど、せいぜいまだ「クラスの大人しい子」くらいじゃないかと

ごく弱いスイッチはこの後もう一回あって、中学1年生の時
教室の隅で大人しく読書して「うん…でも…え…あ、うん……」みたいな感じだったんだけど
やはりパチッと「なんでそんなに全てに遠慮して生きてるの?我慢する必要ないよね?」と気付いて
「え?やだ」「これお願い」「これがしたい」「しらねえよ」という主張する性格に切り替えた
相変わらず親は気付かなかったけど、昔同じクラスで中2で再会した人たちからは「誰!?」レベルで驚かれたし
昔はぼんやりしたいじめられっ子タイプだったよ、と私や昔を知る人が言っても
替わった後に仲良くなった人は「ありえん」と誰も信じなかった
3度目の恋愛スイッチも欲しかったなあw
489: おさかなくわえた名無しさん
>>472
3度目のスイッチの書き込みもお待ちしております

自分の場合は社会に対する理解がスイッチ系だった
歴史の勉強とかも教科書の中の話だったけど、ある日
そうか、一人ひとりがこの社会を作り上げて今に至ってるんだ!と
文字が人々の姿に変わって、バババババー!と繋がった

481: おさかなくわえた名無しさん 
スイッチ自分もあった
中学生で自意識がヒリヒリするほど過剰だった頃
静かな授業中にペンケース落とした音が響き渡って
恥ずかしさで死ぬかと思ったのに
その後の休憩時間に恥ずかしかったって言ったら
友人は気づいてなかった

ああ、みんな他人の事なんてそんなに気にしてないんだ!
って天啓みたいに気付いて
自意識の呪縛から自由になれた

484: おさかなくわえた名無しさん 
自分の場合は毒親からの開放時にスイッチを経験した
16の時に毒母が死んで抑圧から逃れられて初めて「ああ、これで息ができる」と感じた
それまで「自分」が曖昧で授業で自分の好きな物嫌いなもの長所短所を上げよう系には一切答えられなかった
その後は自分がどういう人間でどういう性格・嗜好をしているかが一気に理解できた
でも保育園からの友達に「前からこんな性格だった?変わったよね?」と聞いても「いやこうだったよ?」と言われたので
自分と母以外には素の自分を見せられていたらしいことが衝撃だった
今でも母に関することは曖昧な部分が多いから何度も解離性健忘を経験しているらしい
きっと思い出したくないんだと思う

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