「シロクマのおばちゃん！」
ビシィィ！と音が出そうな勢いで指さされた私が通りますよ

指差し犯は園児と小学生の境目な少年
その後ろでアワアワパニクりながらもこちらに頭を下げるお母さん
びっくりはしたものの別に被害があるわけでもないので気にならなかったが、なぜにシロクマ

もしや体型かと焦ったが理由はすぐに判明した
我が家の犬のことをシロクマ認識していたそうな

犬のスペック
1、白の毛並み、天パ
2、こだわりのアフロヘア
3、垂れ耳アンド尻尾あり
4、体重7キロのぽっちゃり体型
5、ちなみにプードルではない

正直シロクマと被っているのは毛の色と体型くらい
なぜだ
そしてここまで話してくれたお母さん、やけに安心したような顔をしている
さらに話を聞いてみたところシロクマはご家族をパニックに陥れていたことが判明した

少年は誕生日のリクエストを「シロクマ！」と力強く要請。
え、シロクマ！？家じゃ飼えないよ？嘘だ！散歩しているのを見た！
の問答の果てがシロクマのおばちゃん指差し事件ということだったらしい
とりあえず犬でよかったと安堵しているお母さんマジで頑張れ

何はともあれ少年にはあの子は犬だからねーと誤解を解き、お母さんには犬種を教えておいた
誕生日プレゼントが本物の白いモコモコか別の何かなのかはまだわからない